米ワイオミング州、FRNT発行にヘデラを承認…規制対応力を評価

米国ワイオミング州が承認したステーブルコイン「フロンティア・ステーブル・トークン（Frontier Stable Token、FRNT）」が、8月のメインネットローンチ後、間もなくヘデラ（Hedera）ブロックチェーンでも利用可能になる見込みだ。

4日（現地時間）、ヘデラは公式通知を通じて「ワイオミング州ステーブルトークン委員会が複数のブロックチェーンネットワークを検討した結果、FRNTの発行候補としてヘデラを選定・承認した」と発表した。

委員会は「ヘデラの技術的優位性が、セキュリティおよび規制遵守に関する当委員会の基準に適合した」と評価しており、専務理事アンソニー・アポロ氏のコメントも併せて伝えられている。

FRNTは昨年8月のリリース時点で、イーサリアム（Ethereum）、ソラナ（Solana）、アービトラム（Arbitrum）、アバランチ（Avalanche）、ポリゴン（Polygon）、オプティミズム（Optimism）、ベース（Base）など7つのブロックチェーンで既に稼働を開始していた。

当初FRNTはリリース直後に購入可能と見込まれていたが、ワイオミング・ステーブルトークン委員会の公式ウェブサイトによると、現時点では購入できない状態だ。ヘデラ側は「購入関連情報はまもなく提供される予定」と明らかにした。