昨年11月に行われた「フリーダム・エッジ」の様子(合同参謀本部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
昨年11月に行われた「フリーダム・エッジ」の様子(合同参謀本部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国軍の合同参謀本部は5日、韓米日3カ国が15~19日に韓国南部・済州島南東の公海上で共同訓練「フリーダム・エッジ」を実施すると発表した。

  

 合同参謀本部は、3カ国は今回の訓練で海洋・空中・サイバーなど複数領域での作戦力を強化し、相互運用性を向上させて3カ国の堅固で安定的な協力関係を維持していくと説明した。また、北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対応し、地域の平和と安定を守るため、国際法と規範を順守して行う定例訓練だと強調した。

 フリーダム・エッジは韓米日の安全保障協力強化のため、昨年6月に済州島の南の公海上で初めて実施された。昨年の訓練は▼海上ミサイル防御▼防空戦・空中訓練▼対潜水艦訓練▼捜索救助▼海洋遮断▼サイバー防御――など複数領域にわたり行われた。

 韓米日はこれまで捜索救助、ミサイル警報、戦略爆撃機護衛など海上や空中で単発の軍事訓練を実施したことはあったが、複数領域での定例訓練はフリーダム・エッジが初めて。

 昨年11月には2回目のフリーダム・エッジが済州島の南の公海上で実施され、韓米日は▼海上ミサイル防御▼空中訓練▼海上攻防戦▼対海賊▼対潜水艦戦▼防空戦▼サイバー防御――の七つの訓練を行った。

 10カ月ぶり、3回目となる今回のフリーダム・エッジは、今年1月のトランプ米政権発足、6月の李在明(イ・ジェミョン)大統領就任後初の実施となり、韓米日の安保協力基調を維持するという3カ国の意志が反映されたものと分析される。

 合同参謀本部の関係者は、訓練の詳細については「韓米日3カ国間で協議中」とし、前回までのフリーダム・エッジと類似した内容になるとの見通しを示した。


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