地裁は「被害者は深刻な精神的苦痛を受けた」として「(撮影物の)頒布行為は他人によってなされたが、被告人の撮影行為を前提とするものであり、撮影物の内容が性的羞恥心を誘発する」と指摘した。
また被害者と和解せず、捜査段階で犯行を否認し、メディアを通じて立場を表明する過程で被害者の情報の一部を漏らしたとし、センシティブな刑事事件において被害者の立場を配慮しない行為であり、量刑にとって不利な要素になったと説明した。
黄氏は判決後に出したコメントで「大きな傷を負った被害者の方に心より謝罪する」とし、自身の過ちにより、応援してくれた人たちの信頼を裏切り失望させ、恥ずかしいと述べた。
同氏は現在、トルコ1部のアランヤスポルに所属している。
黄氏は22年6~9月にかけ、4回にわたり相手の同意なしに性交渉の映像を撮影した罪で昨年7月に起訴された。この映像をSNSなどで流布した黄被告の兄嫁は昨年9月に懲役3年が確定している。
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