LG電子が空調研究センターを設立へ、500億ウォンを投資=韓国
LG電子が空調研究センターを設立へ、500億ウォンを投資=韓国
LG電子が空調分野のR&D(研究・開発)を強化するため、チャンウォン(昌原)大学と研究センター設立に向けた提携を行った。

同社は約500億ウォン(約53億4063万円)を投資し、昌原大学内に4000坪規模の研究センターを建設する。2027年上半期に完工する予定の同センターでは、エアコンからヒートポンプ、チラー、データセンター用冷却ソリューションまでの次世代空調ソリューションを研究する。

LG電子はチラーやCDU(冷却液配分ユニット)といった、AI(人工知能)データセンター用熱管理ソリューションをHVAC(暖房、換気、空調)事業の成長ドライバーとして育成中だ。特にコンプレッサ、モーター、ポンプ、熱交換器、インバーターといった空調製品の中核技術を高度化する計画を持つ。

LG電子は研究センターに、韓国の空調研究施設として初めて極高温・極低温試験を同時に行える施設を設置する。またHVACソリューションを専門的に研究するインフラやクラスターを構築することにより、部品の研究やプラットフォームの開発に集中する方針だ。

さらに同社の工場「昌原スマートパーク」内にあるHVACの研究センター「HVACアカデミー」も、先端技術インフラを備えた施設へと拡大・移転するという。


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