韓国書店でも「鬼滅の刃」ブーム　劇場版公開後に単行本販売が大幅増

【ソウル聯合ニュース】韓国で日本のアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限城編　第一章　猗窩座再来」のヒットに伴い、書店でも「鬼滅の刃」ブームが巻き起こっている。

　韓国のインターネット書店大手、イエス２４によると、同映画が韓国で公開された８月２２日から３１日の「鬼滅の刃」の単行本（韓国語版）の販売部数は８月１２～２１日に比べ６倍以上増加した。

　無限城編の背景となる１６～２３巻は、イエス２４の８月第４週のベストセラーランキング３０位以内に入った。

　購入者を年齢別にみると、４０代が３０．８％で最も多く、次いで２０代（２０．７％）、３０代（１８．３％）、５０代（１６．６％）の順。

　女性購入者が６１．２％を占め、男性（３８．８％）を大きく上回った。残酷シーンも登場する作品であるにもかかわらず女性読者が多いのは異例といえる。

　イエス２４の関係者は「ストーリーが面白く、大衆化された漫画・アニメであるのに加え、女性キャラクターが登場する割合も高く、若い女性を中心に人気を集めているようだ」との見方を示した。

　単行本だけでなく、ファンブックや塗絵帳シリーズ、画集の販売部数も同じ期間に４倍以上増加した。