パク・チャヌク監督の新作映画「仕方がない」(原題)のワンシーン(CJ ENM、モホフィルム提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
パク・チャヌク監督の新作映画「仕方がない」(原題)のワンシーン(CJ ENM、モホフィルム提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の映画振興委員会は3日、来年の米アカデミー賞国際長編映画賞に出品する韓国代表作品にパク・チャヌク監督の新作映画「仕方がない」(原題)が選出されたと発表した。

 出品作の審査を行った審査委員会は、同作について「安定的な映画的完成度、時代的な悩みである『解雇』というテーマ、良い俳優たちの好演、実力のある北米の配給会社など評価項目の全てを勘案した結果、出品作のうち最も競争力があると判断した」と説明。世界が共感する悲劇をユーモアで描いたアイロニーを含んでおり、「アカデミーが歓呼する作品」だと評価した。

 同作は満たされた人生を送っていた会社員のマンスが突然解雇され、妻と2人の子どもを守るために再就職を目指すことで繰り広げられる物語を描く。米国の作家、ドナルド・E・ウェストレイクの小説「斧」を下敷きにした。俳優のイ・ビョンホンが主人公のマンスを演じた。


Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40