今回の金総書記の訪中には、娘のジュエ氏が同行していることが分かった。夫人のリ・ソルジュ(李雪主)氏が3回の訪中に同行したことはあるが、金総書記が外遊にジュエ氏を同行したのは今回が初めてだ。一部では、金総書記の訪中に同行させたのは、国際社会の前でジュエ氏が次の指導者であることを宣言する意味だと解釈されている。
朝鮮中央通信はこの日の午後9時ごろ、外務省報道局の話として、金総書記を乗せた専用列車が現地時間の午後4時(日本時間午後5時)に中国の首都北京に到着したと明らかにした。中国の新華社通信も金総書記の北京到着のニュースを短く報じた。
北京駅には中国の安全保障部門の長である中国共産党中央書記処書記(党中央政治局常務委員・公式序列5位)とおう・き(王毅)党中央外事弁公室主任(外交部長兼任)、いん・ゆう(殷勇)北京市党書記ら主要幹部が出迎えた。
朝鮮中央通信によると、金総書記はこの日中国側の幹部らと会談し、「6年ぶりに再び中国を訪問することができたことをうれしく思う」と述べたという。また、習近平国家主席をはじめとする党と政府、人民の歓待に対して謝意を表した。
金総書記は、中国の習近平国家主席の招待で、3日に北京で開かれる中国戦勝節80周年の記念式典に、ロシアのプーチン大統領らとともに出席する予定だ。
一方、国家情報院はこの日、「金総書記は中国訪問に娘のジュエ氏を同伴しているものとみられる」として「ジュエ氏の活動を注視している」と明らかにした。
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