今年1~7月の累計では前年同期比15.9%増の828万人を記録し、同期間の過去最多を更新した。
ソウル市は、20~30代が好む多様な体験コンテンツと安全でスマートな交通・宿泊インフラ、伝統と現代性が調和した都市の魅力などが観光客増加につながったと分析した。
また米動画配信大手ネットフリックスのアニメ映画「KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ」の世界的な人気の影響で外国人旅行客が多国籍化したとも説明した。
1~7月にソウルを訪れた外国人客を2019年の同じ期間と比べると、シンガポールからの観光客が64.4%増え、増加幅が大きかった。台湾(44.0%増)、米国(40.6%増)、インドネシア(34.3%増)と続いた。
ソウル市はまた、韓国ならではのコンテンツ体験観光の拡大、1人でも旅行しやすい観光インフラの構築、四季折々のイベントなどが観光客誘致に影響したと分析した。
ソウル市は米国の旅行情報サイト「Trazee Travel」が選ぶ「MZ世代に最も愛される都市」で4年連続で1位に選ばれているほか、旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」が選ぶ「1人旅に最高の旅行先」で1位、米旅行専門メディア「グローバル・トラベラー」が選ぶ「最高のアジアレジャー目的地」部門で1位を同時に獲得するなど世界から注目を集めている。
ソウル市の担当者は「外国人観光客3000万人を早期達成し、ソウルを最高の観光都市に発展させる」と述べた。
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