「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」の韓国版ポスター(アニマックスブロードキャスティングコリア提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」の韓国版ポスター(アニマックスブロードキャスティングコリア提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国で日本のアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」が興行収入1位を独走している。

 韓国映画振興委員会の集計によると、同作の累計観客動員数は1日までに約324万2000人を記録し、興行収入は350億ウォン(約37億2000万円)を超えた。封切りから10日での300万人突破は、韓国で今年公開された映画では最速だ。

 韓国で公開された日本アニメ映画の歴代興行ランキングでも「ハウルの動く城」(約301万人)を抜いて4位となり、3位の「君の名は。」(約393万人)も上回る見通しだ。2023年に日本アニメブームを巻き起こした2位の「THE FIRST SLAM DUNK」(約490万人)と1位の「すずめの戸締まり」(約558万人)を超えることができるかも注目される。

 映画評論家のチョン・ジウク氏は「公開当初はマニア層が主導したが、その後も10代から40代までが鑑賞する『ファミリー映画』として当分ヒットが続くとみられる」と予想した。

 先月22日に封切られたこの作品は、韓国では「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」以来約4年7カ月ぶりの公開となる続編で、前売り券の販売枚数は今年最多の92万枚を記録した。 


Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40