関東大震災では「朝鮮人が井戸に毒を入れた」などのデマが広がり、朝鮮人らが自警団や警察、軍人によって殺害された。
在日本大韓民国民団(民団)東京本部もこの日、韓国文化院で追念式を開き、駐日大使代理の金壮炫(キム・ジャンヒョン)公使は「犠牲になった韓国人の数はまだ正確に明らかになっていない」として、「両国が共により広い未来へ進むためには歴史をありのまま記憶し、省察する勇気が必要だ」と表明。「過去を直視し、犠牲者を追悼しながら、痛みを癒やすため共に努力しなければならない」と訴えた。
民団東京本部の呉永錫(オ・ヨンソク)団長は「関東大震災は皆にとって災いだったが、韓国人にはもう一つの差別や暴力が加わった惨劇だった」とし、「過去の痛みから目をそらさず、未来志向の韓日関係をつくらなければならない」と述べた。
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