ソウル警察庁は31日、9月から一カ月間、二輪車交通事故の予防のために、巡察隊や交通機動隊を事故多発地域に重点的に配置し、巡察と取り締まりを強化すると明らかにした。
警察によると、最近二輪車の交通事故が増加している。7月にソウル警察に報告された二輪車交通事故の発生件数(303件)は、前年同月(253件)と比べて22.6%増加した。二輪車の信号無視など交通法規違反件数も、直前の6月(25,213件)に比べ、7月は26,065件と集計され、3.4%増えた。
あわせてソウル警察は、週2回の二輪車集中取り締まりも実施する。飲酒運転やヘルメット未着用など重大な交通事故を引き起こす行為のほか、歩道走行や横断歩道侵入など市民の安全を脅かすすべての二輪車が対象だ。
また、日常生活の信頼を損なう違反運転(割り込み、強引な車線変更、無理なUターン、バス専用車線違反)に加え、夜間の騒音を発生させる乱暴な二輪車についても、関係機関と交通犯罪捜査チームが合同で取り締まりに乗り出す計画だ。
ソウル警察は二輪車交通事故が多発する150か所を中心に取り締まりを行う予定で、これらの場所はソウル警察庁および各警察署のホームページで公開し、運転者が自主的に法規を遵守できるよう誘導する方針だ。
ソウル警察庁関係者は「二輪車は運転者の身体がむき出しの状態であり、交通事故が発生した場合、重傷や死亡に至るケースが多いため、安全に一層注意しなければならない」とし、「運転者自身の安全のためにも、二輪車運転時には必ずヘルメットを着用し、交通法規を厳格に守ってほしい」と呼びかけた。
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