ペク・スンア（白承婀）共に民主党院内報道官はこの日、国会ブリーフィングで権議員が統一教総裁に「あいさつはしたが、金品は受け取らなかった」として容疑を否認したことについて‘国民愚弄’とこのように述べた。白院内報道官は「権議員が統一教側から1億ウォン（約1058万円）を受け取ったという証言・証拠は明白だ。弁解や言い訳で事件の本質を覆い隠すことはできない」と述べた。
また「権議員はユン・ソギョル（尹錫悦）、キム・ゴンヒ（金建希）政権の国政壟断（ろうだん）を幇助（ほうじょ）し、大統領選候補交替を試みた政治クーデターの共犯として政治的責任も明確に負わなければならない」と主張した。続いて、特検には「政党民主主義を傷つけた『統一教ゲート』を迅速かつ徹底的に捜査し、事件の全貌を必ず明らかにして責任者を厳重に処罰しなければならない」と求めた。
権議員に対する逮捕同意案は、来月9日または10日の国会本会議で表決が行われる見通しだ。逮捕同意案が1日の通常国会開院日の本会議で報告されれば、表決は9日の本会議にかけられるものと見られる。9日は、ウ・ウォンシク（禹元植）国会議長が中国の戦勝節（3日）に出席する出張日程を終えて帰国した後、初の本会議が開かれる日だ。
逮捕同意案が来月1日以降に国会に提出されると9日の本会議で報告された後、翌日の10日の本会議で表決されるものと見られる。10日は、国民の力の交渉団体代表演説が予定されている日だ。権議員はこの日に先立ち「共に民主党が野党交渉団体代表演説日程を逮捕同意案表決で覆い隠そうとする疑惑が提起されている」と主張していた。
これに関し、白院内報道官は記者たちと会い「政治的工作と見るには語弊がある。共に民主党が捏造をしたりするのは事実無根である」と述べた。
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