魏聖洛・国家安保室長=(聯合ニュース)
魏聖洛・国家安保室長=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長は29日、ラジオ番組に出演し「今は北が、われわれはもちろん米国とも対話をしようという意思を示していない状況ではないか」として、韓米首脳会談に続いて米朝や南北米3者の対話が行われる可能性について「現実的に対話の可能性に対する期待を高くしないことがむしろ建設的」と述べた。

 魏氏は、北朝鮮が非常に消極的で否定的な態度を取っており、韓国が期待値を高めることは北朝鮮の反応を引き出すのに役立たない恐れがあるとして「ただ淡々と北の呼応を待つのがよい」と言及した。

 また、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が10月に韓国・慶州で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席する可能性についても「低いとみるべきだ」との見方を示した。

 魏氏のこのような発言は、韓国政府が北朝鮮と対話の努力を続けており、トランプ米大統領も意欲を示しているのは事実だが、不用意に期待をふくらませるよりは冷静に北朝鮮の反応を見守ろうという趣旨と受け止められる。


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