【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は28日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が朝鮮人民軍の特殊作戦訓練基地を訪れ、狙撃手区分隊と特殊作戦区分隊の訓練を視察したと報じた。

 金正恩氏は国防科学院が設計・開発して供給している「新型狙撃手歩銃」を点検し、「わが部隊がこのような新世代の狙撃武器を持つことになったのは大変うれしいこと」と満足を示した。

 また、戦場での狙撃手の重要性を強調し、「今後、特殊作戦能力と専門化した狙撃手の能力を大幅に強化することが武力建設の重要な課題」と強調。「(朝鮮人民軍)総参謀部直属の狙撃手養成所を組織する問題を党中央軍事委員会が検討する」と予告した。

 金正恩氏は狙撃手区分隊の射撃訓練も視察した。

 金正恩氏はウクライナに侵攻するロシアを支援するため、大規模な特殊作戦部隊を派遣した後、特殊作戦部隊の訓練を度々視察し、実戦訓練や戦闘力の強化を強調している。


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