26日(現地時間)の報道によると、今回の発表は政治的傾向が明確な投資会社1789キャピタル(1789 Capital)からの戦略的投資を受けた直後に出された。投資額は非公開だが、アクシオス(Axios)は今回の投資が数千万ドル規模と推定した。
トランプ・ジュニアは2024年から1789キャピタルのパートナーとして活動しており、今回の合流に関連し「ポリマーケットはメディアの歪んだ報道やいわゆる専門家の意見を超え、人々が実際に信じる未来の出来事に対して賭けられるプラットフォームだ」と強調した。
ポリマーケットは現在、米国市場への合法的な再参入手続きを進めている。2022年、商品先物取引委員会(CFTC)はポリマーケットが未登録のスワッププラットフォームを運営したとして140万ドルの罰金を科し、米国ユーザーの利用停止を命じた経緯がある。しかし今年7月、ポリマーケットはCFTC認可のデリバティブ取引所QCEXを1億1200万ドルで買収し、規制環境下での再参入基盤を整えた。この過程でCFTCと司法省が進めていた調査も終結した。
ポリマーケットは2020年の設立以降、大統領選挙結果から芸能界の話題まで様々な事案に暗号資産で賭けられるプラットフォームとして急成長し、1日数百万ドルの取引量を記録したが、同時に規制当局の厳しい監視対象にもなった。主要競合他社カルシ(Kalshi)も議会権力構造のような政治的事件に賭け契約を上場しようとする試みで規制当局と摩擦を生んだ。
それにもかかわらず、ポリマーケットは7月21日、約20億ドル規模の新規資金調達を完了中と報じられ、企業価値は10億ドルに達すると評価された。続いて8月には米国市場復帰に向けた規定集を発行し、デジタル広告を通じてプロモーションを開始した。
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