サッカー韓国代表チームが、2006年ドイツワールドカップ(W杯)に備えて親善試合を行う可能性が出てきた。韓国サッカー協会では、アフリカや欧州各国との試合を計画している。3月1日に予定されていアジアカップ2007の予選日程が、W杯本選進出国の要請で9月1日に変更されたことによるもの。
 3月1日は国際サッカー連盟(FIFA)が定めた国際Aマッチデイに当たるため、W杯進出を決めた韓国、日本、サウジアラビア、イランがアジアサッカー連盟(AFC)に日程調整を要請していた。3日にマレーシアのクアラルンプールで開かれたアジアカップ2007組織委員会会議でこの案が採択された。

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 これにより韓国は3月1日にホームで開催する予定だったアジアカップ予選に代わり、親善試合を行う機会を得たことになる。韓国サッカー協会のコ・スンファン対外協力局長は「W杯を控えた良い時期。技術スタッフやコーチングスタッフらと協議して適格な相手国を選びたい。欧州やアフリカと進めたいが、時期的に難しい」との見解を示している。具体的に詰めてはいないが、すでに親善試合関連で具体的な話がついている国もあるという。

 アジアカップ組織委員会は今回の会議で、アジアカップ予選日程を2月22日、8月16日、9月1日・6日、10月11日、11月15日に調整している。本大会は2007年7月から29日までの開催が確定している。


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