鉄柵設置作業を行う北朝鮮軍の兵士(資料写真、韓国軍合同参謀本部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
鉄柵設置作業を行う北朝鮮軍の兵士(資料写真、韓国軍合同参謀本部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル、ワシントン聯合ニュース】国連軍司令部は24日、19日に非武装地帯(DMZ)で工事作業中だった北朝鮮軍の兵士30人余りが南北軍事境界線(MDL)を越えた事実を確認したと発表した。

 北朝鮮は前日、MDL付近で作業中だった北朝鮮軍に対し韓国軍が機関銃で十数発の警告射撃を行ったと発表していた。

 国連軍司令部は聯合ニュースの取材に対し、「北朝鮮側の発表はもちろん、DMZで発生した事件についても認知している」と答えた。「事件が発生したとき、国連軍司令部軍事停戦委員会は標準手続きに沿って調査を始めた」とし、「MDLを越えた北朝鮮軍兵士に対し、韓国軍はMDLを越えた事実を知らせるために数回にわたり警告放送を行ったが北朝鮮軍からの応答がなかったため、韓国軍が警告射撃を実施し、兵士たちが北朝鮮側に戻った」と説明した。

 韓国軍合同参謀本部の関係者も、19日午後3時ごろに北朝鮮軍がMDLを侵犯したとし、「警告射撃などの措置を取り、北の兵士が北側に戻った」と説明した。


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