レベル4の自律走行車、APEC首脳会議で10台をお披露目=韓国
レベル4の自律走行車、APEC首脳会議で10台をお披露目=韓国
自律走行車関連の技術を開発するオートノマスA2Z(以下、A2Z)が、起亜自動車(以下、起亜)とレベル4の自律動向車の供給に向けパートナーシップ契約を締結した。

起亜は7月から、特定目的向け車両(PBV)の量産を開始した。A2Zは起亜によるPBVの初モデルとなる「PV5」をレベル4の自律走行車にする。この自動車は10月にキョンジュ(慶州)で開催される2025アジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議で走行予定だ。

A2Zは同行事における自律走行車の運営会社として選出されており、8月末から慶州一帯で自律走行車10台を運用する。うちPV5基盤の自動車は2台を投入するほか、A2Zが開発した運転席のない「Roii(ロイ)」やバスも運行する。

今回の提携を機にA2Zは、自律走行ソフトウエアの設計とハードウエアの生産を二元化する「自社ソリューション製作―自動車供給に向けた外部とのパートナーシップ戦略」を実施し、安定的な自動車の生産・供給体制を構築する。

A2Zのハン・ジヒョン代表は「APEC首脳会議でお披露目するPV5基盤の自律走行車を皮切りに、今後はシンガポール、アラブ首長国連邦、日本など、当社が事業を進めている世界の市場へと共に進出する。後続のPBVモデルでも協業を拡大していく」と述べている。
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