同工場は、年産37ギガワット時規模。フォードのピックアップトラック「F-150ライトニング」と、バン「E-トランジット」用のバッテリーを生産する。今後はフォードとフォードの高級車ブランド「リンカーン」の次世代EVに搭載されるバッテリーを生産していく予定だ。
トランプ政権下の関税政策の影響で米国における現地化が重要となる中、SKオンは今回のケンタッキー第1工場の稼働を機に、米国内の生産力強化に期待を寄せている。ジョージア州にあるSKオン単独の工場SKバッテリー・アメリカは最近、現代・起亜自動車向けの出荷で稼働率100%を記録した。
一方、フォードはLFP(リン酸鉄リチウムイオン)電池を搭載した3万ドル(USD、約442万円)台の中型電気トラックを発売する計画を明かしている。三元系(NCM=ニッケル、コバルト、マンガン)バッテリーを生産するケンタッキー第1工場の稼働により、多様な戦略を展開できるとみられる。
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