ソウル市とソウル観光財団は、8月20日「2025 ザ・トレイジーズ・アワード(2025 The Trazees)」において、ソウルがMZ世代に最も愛される都市賞(Favorite Worldwide City)を受賞したと発表した。
ことしで11回目を迎えるザ・トレイジーズ・アワードは、世界的なMICE(会議・報奨旅行・コンベンション・展示会)専門媒体「グローバル・トラベラー(Global Traveler)」の親会社であるエフエックスエクスプレス・パブリケーションズ(FXExpress Publications)が主催するイベントだ。
グローバル旅行専門メディア「トレイジー・トラベル(Trazee Travel)」が読者を対象に毎年投票を行い、旅行地、ホテル、観光都市など各分野の受賞者を選定する方式で、ことしは80万482人が参加した。投票期間は昨年9月からことし5月までだった。ソウルに続き、アイルランドのダブリンが2位、香港が3位、イギリスのロンドンが4位となった。
授賞式は19日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスで行われた。
ソウル市とソウル観光財団は、4年連続でグローバルMZ世代に「最も愛される都市」として選ばれた理由として△Kカルチャーの世界的拡散、△伝統と現代が調和した都市の魅力、△デジタル基盤のスマート観光インフラ、△グローバルMICE都市としての地位などを挙げた。
また、今後もMZ世代が求める洗練された魅力的な旅行を提供するため、都市観光コンテンツを継続的に発掘し、ソウルの魅力を発信するマーケティングも拡大していく計画だ。
一方、ソウル市は旅行プラットフォーム「トリップアドバイザー」が選んだ「2025年一人旅に最適な都市1位」をはじめ、グローバル・トラベラーによる「最高のMICE都市」に10年連続選定、国際協会連合(UIA)発表の「国際会議開催件数」でアジア1位・世界3位など、世界的な観光・MICE都市として認められている。さらに「世界の大学生が暮らしやすい都市1位」、「世界で起業しやすい都市8位」など、過去最高の順位も達成した。
ソウル観光財団のキル・ギヨン代表理事は「K-POPなど韓流文化のグローバルな影響力と、ソウルの多様で豊富な観光・文化コンテンツが北米のMZ世代にトレンディにアピールした」とし、「観光とビジネス、文化・芸術が共存するグローバル都市ソウルが、世界中の人々に継続して愛されるよう努力していく」と語った。
ソウル市観光体育局のク・ジョンウォン局長は「最近”K-POP デーモンハンターズ”を通じて、ソウルの観光インフラやコンテンツはもちろん、トレンディなライフスタイルまで同時に注目を集めている」とし、「4年連続1位の獲得は、グローバル観光都市かつ文化・芸術都市としてのソウルのブランド価値と競争力を証明するものであり、より魅力的な都市に発展できるよう多方面にわたり支援を続けていく」と述べた。
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