AI(人工知能)半導体の設計を手掛けるリベリオンは、サウジの国営石油・天然ガス大手アラムコのデータセンターで、PoC(概念検証)を行った。これを通じて、現地の通信会社などとのパートナーシップを広げている。現地法人も設立し、ソブリンAIの拡大に本腰を入れる。
IT大手のネイバーは現地法人ネイバー・アラビアを設立。約1億ドル(USD、約147億8649万円)規模の、実在する設備をコンピューター上に再現するデジタルツインプロジェクトを進めサウジの主要都市にスマートシティを構築中だ。
このほかセキュリティ企業アンラボは、サウジの政府系ファンドSITEと合弁会社を設立し、セキュリティ技術の現地化を進めている。エンターテインメント大手のCJ ENMは韓国コンテンツの拡大に向け、サウジに100%子会社を設立した。
サウジは2030年まで大型データセンターを設立し、母国語を使用したAIモデルを構築するため、他国のIT企業を誘致している。このため韓国企業にとってサウジは、単なる海外拠点ではなく企業成長を促進する舞台として位置づけられている。
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