正恩氏は「今日の朝ロ(ロ朝)親善関係は歴史上例のない同盟関係へと発展しており、ネオナチズムの復活を阻止して主権と安全、国際的正義を守るための共同の闘争のなかで強固になっている」とした上で「両国はいついかなる時も歴史の正しい側に立っていた」と主張。「歴史と伝統を主軸とした朝ロの団結の力は限りない」と強調した。
さらに、「今日の国際舞台では主権国家の権利と利益を侵奪する帝国主義者の極端な蛮勇がいつにも増して深刻になっている」とし、米国など西側諸国を遠回しに批判した。ただ、米国を直接的に非難することはせず、韓国に対する言及もなかった。
この日の行事には、北朝鮮最高人民会議(国会に相当)の招きで訪朝したロシアのウォロジン下院議長が率いる議会代表団やロシア文化省の次官らが出席した。
また、正恩氏はこの日、故金日成(キム・イルソン)主席と故金正日(キム・ジョンイル)総書記の遺体が安置されている平壌の錦繍山太陽宮殿と、独立運動家などが埋葬されている国立墓地の大城山革命烈士陵を参拝した。
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