キム氏は12日にベトナムから帰国し、仁川国際空港で特別検察官チームに身柄を拘束された。捜査機関は拘束から48時間以内に逮捕状を請求しなければ、被疑者を釈放しなければならない。
キム氏は自身が設立に関与し、株式も保有するレンタカー会社が2023年に配車サービス最大手、カカオモビリティなどから計184億ウォン(約19億5000万円)の不当な投資を受けた疑惑が持たれている。そのうち46億ウォンはベンチャー企業が、キム氏から譲渡を受けて保有していたレンタカー会社の旧株を買い入れるのに使われた。
同氏の配偶者がベンチャー企業の唯一の社内取締役として登記されていたことが明らかになり、実際はキム氏が所有する会社ではないかとの疑惑が浮上した。
キム氏は尹氏が大統領を罷免された4月にベトナムに出国した。特別検察官チームは逃亡が目的と判断し、パスポートの無効化や国際手配の手続きを取っていた。帰国して身柄を拘束されたキム氏は疑惑を全面的に否定している。
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