採用情報をチェックする求職者(資料写真)=(聯合ニュース)
採用情報をチェックする求職者(資料写真)=(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国の統計庁が13日に発表した雇用動向によると、7月の失業率は2.4%で前年同月比0.1ポイント改善した。統計を取り始めた1999年以降、7月では最も低かった。失業者数は72万6000人で、同1万1000人減少した。

 7月の就業者数は2902万9000人で、同17万1000人増加した。就業者数の増加幅は今年に入り、3月に19万3000人、4月に19万4000人、5月に24万5000人、6月に18万3000人と推移していた。7月は2月(13万6000人)以来の低水準となった。製造業や建設業の雇用不振や若者の雇用不足が続いている。

 産業別にみると、製造業の就業者は7万8000人減少した。昨年7月から13カ月連続でマイナスとなった。建設業も9万2000人減り、1年3カ月連続で減少した。ただ、両業種とも前月比では減少幅が縮小した。

 一方、保健・社会福祉サービス業(26万3000人増)、専門・科学・技術サービス業(9万1000人増)などは増加した。

 年齢別では60代以上が34万2000人、30代が9万3000人増え、20代は減少が続いた。

 就業率は63.4%で前年同月より0.1ポイント上昇した。7月としては過去最高となる。だが、若年層(15~29歳)は0.7ポイント低下の45.8%となった。


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