１５日の解放記念日にソウル都心で集会　交通規制で渋滞予想

【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル警察庁は１１日、日本の植民地支配からの解放記念日「光復節」の１５日にソウルの中心部を走る世宗大路などで数万人規模の大規模な集会や行事が予定されており、同道路の車線規制に伴い混雑が予想されると発表した。

　世宗大路では１２日午前０時から１６日午前９時まで一部車線が通行できなくなり、１５日午前６時から１６日午前０時までは光化門広場周辺の全車線が通行禁止となる。

　保守系団体の「千万人運動本部」は１５日午後、ソウル駅前で集会を開き、鍾路３街まで行進する。進歩（革新系）系の「８・１５汎市民大会推進委員会」は崇礼門での集会後に安国駅方面に行進する。

　警察は集会と行進区間の周辺に警察官約３５０人を配置し、迂回（うかい）の案内など交通整理を行う計画だ。

　警察関係者は「渋滞が予想されるため、できる限り地下鉄を利用し、やむを得ず車両を利用する場合は交通情報などをあらかじめ確認してほしい」と呼びかけた。