また日本弁護士名義…「爆破予告」オリンピック競技場規制解除=韓国ソウル市
また日本弁護士名義…「爆破予告」オリンピック競技場規制解除=韓国ソウル市
2025年8月10日、韓国ソウル市ソンパ(松坡)区のオリンピック体操競技場(KSPOドーム)に爆発物が仕掛けられたという脅迫文が、日本の弁護士名義で送られていたことが明らかになった。

警察が捜索を行ったが爆発物は見つからず、現場規制は解除された。

10日、イーデイリー取材によると、この日午後1時53分ごろ、オリンピック体操競技場を管理する韓国体育産業開発側に「KSPOドームに爆発物を設置した」という内容のファックスが届いた。

「警告:爆弾を設置しました」というタイトルの脅迫文で「私は弁護士のチョ・ハクソクです」という文から始まる。作成者は「KSPOドーム内の様々な場所に高性能爆弾を複数設置した」とし「爆発時間は8月10日午後4時43分から20時10分の間だ」と書かれていた。

続いて「いま政府、自治団は実質的に無政府状態だ」とし、「こんな状態でいいのか。ぎまん(欺瞞)はもうやめにしよう。テロを起こすしかないんだ」と書かれていた。A4用紙1枚の脅迫文の下には日本語でも同じ内容が翻訳されて書かれている。

警察はファックスを受けた韓国体育産業開発側からの通報直後に、直ちに警察特攻隊など57人を動員し爆発物捜索に乗り出した。この過程で関係者200人余りが緊急避難する騒動が起きた。一時間ほど続いた捜索の末、現場からは爆発物は見つからず、警察はこの日午後4時22分ごろ現場規制を解除した。

この日のスタジアムでは、午後4時から男性アイドルグループ「THE BOYZ(ザボーイズ)」のコンサートが予定されていた。

警察は「ファックス発信元などを捜査している」と明らかにした。

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