3年前から制作、キャラクターを描写したシナリオ完成…「実現できず残念」

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韓国女優チェ・ジンシルが2005年からドラマ制作のためストーリーを企画し、来年2009年頃に現実化される準備をしていたことが伝えられ、改めて自殺の残念さをものがたっている。

チェ・ジンシルの関係者は「故人が生前、所属会社とともに2005年から『生きていれば(仮題)』というタイトルのドラマを企画してきた」とし「A4用紙10枚になる登場人物を描写したものがある」と明かした。また、「彼女にあのような悲劇が起こらなかったら、来年にもこれをドラマ化する予定だった」と伝えた。

この関係者によると、チェ・ジンシルと所属事務所が企画したドラマは、貧しい家族を中心にしたエピソードが描かれている。また、劇中のキャラクターを演じる俳優などに関しても具体的な案を出していたという。

これは、チェ・ジンシルの遺品の中から偶然に発見されたものではなく、遺族たちも彼女がドラマを構想していたことを知っていたということだ。関係者は「これに関する放映日などの日程は決まっていなかったが、2005年から長い期間をかけてドラマを制作してきた」と強調した。

チェ・ジンシルはドラマ制作と女優生活の中で「誰もが楽しめるドラマを作りたい」と常に話していたという。ドラマ制作者へ転身するのではなく、女優として大衆の共感をさらに得たいという希望がその背景にあったと見られる。事務所としてもチェ・ジンシルのこのような希望を具体化させることに同意し、ドラマのシナリオを制作、これを現実化することをお互いに約束したということだ。

しかしチェ・ジンシルは結局、この約束を実現できないままこの世を去ってしまい、ファンや関係者らの無念さはより深いものとなっている。
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