光復80周年の行事を控え、光化門一帯を交通規制…蚕室にも9万人の人出予想＝韓国報道

約1週間後に光復80周年を迎える韓国では、首都のソウル市内の各所でイベントが開催され、交通規制が行われる。チャムシル（蚕室）総合運動場では今週末、プロ野球やイベント、コンサートなどで多くの人が集まる予定だ。

ソウル市によると、9日から16日まで光復週間イベントをソウル広場で開催する。これにより、10日の午前0時から16日の午後8時までセジョンデロ（世宗大路）のクァンファムン（光化門）三叉路から光化門駅方面の3車線が通行止めになる予定だ。

路線バスも混雑区間のバス停の通過運行を実施する。10日からは世宗文化会館のバス停を通過し、光復節当日の15日から翌日の16日午前4時までは光化門駅2番出口バス停とKT光化門支社バス停で通過運行される。

週末には蚕室一帯に約9万人の人手が集まるものとみられている。10日まで蚕室野球場ではハンファとLGの試合が行われる。同日、蚕室体育館ではヨンタクのコンサートが開催される。蚕室学生体育館では「ボディビル大会」も開催される。

大規模な人出のため、駐車スペースが不足することが予想されている。蚕室総合運動場は2023年の9月から2026年の12月までオリンピック主競技場のリニューアル工事のため、第1、3、4、5駐車場が使用できない。

市体育施設管理事業所の関係者は「蚕室総合運動場周辺一帯が非常に混雑すると予想される」と語り、「楽しく安全なイベント参加のために市民には公共交通機関の利用をお願いする」と呼びかけている。

リアルタイムの交通状況は、ソウル交通情報センターのホームページで確認できる。