弁護団は「特別検察官が(ソウル拘置所に)収監されている尹前大統領に対し強制的な連行を試みたのは明白な違法であり、前国家元首に対する身体的な虐待」と主張した。「供述を強要するための暴力であり、捜査機関のむごい行為」だとして、「政治的な目的で法を道具化した露骨な政治報復」と批判した。
また、特別検察官と拘置所関係者の行為は不法逮捕・監禁罪、職権乱用罪、強要罪などに当たるとし、特別検察官に協力するよう拘置所側に指示した法務部長官は違法行為の共犯だとも主張した。
特別検察官チームは7日、ソウル拘置所を訪れ、尹氏の拘束令状の執行を試みたが、前回と同様に尹氏が強く抵抗したため執行を断念した。尹氏側は無理な執行により、尹氏が床に転倒するなどしてけがを負ったと主張している。
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