韓国外相、11日に小泉農林水産相と「面談」…事実上「次期総理」の動き？

韓国のチョ・ヒョン（趙顕）外相は今月11日、小泉進次郎農林水産相と面談する。

韓国外交部（外務省）は8日「チョ外相は、APEC（アジア太平洋経済協力）食糧安全保障担当相会合や日中韓農業相会合に出席するため韓国を訪問する小泉農林水産相と面談する予定だ」と明らかにした。

今回の面談は、訪韓する小泉農林水産相が韓国高官との面談を要請したことにより開かれるもので、「小泉農林水産相が事実上 “次期総理”の動きを開始した」という見方が出ている。

小泉農林水産相は9日から11日まで韓国にとどまり、各界の要人たちに会うものとみられる。

韓国外交部の関係者は、今回の面談の背景について「わが政府はより強固で成熟した韓日関係の構築のため多様な高位級との交流を推進しており、今回の面談もその一環だ」と説明した。

チョ外相は今回の面談を通じて、小泉農林水産相と両国の農水産経済協力案をはじめ両国の交流に関する話を交わすものとみられる。

両国は特に、米国との関税交渉の過程で「農水産物市場の開放」という圧力を受けた共通点があることから、このことについても論議されるかが注目される。