韓国警察、大統領選挙前に李在明大統領の発言を歪曲した容疑で告発されたチョン・ハンギル氏を取り調べ

韓国警察が6月3日に行われた大統領選挙の時の、共に民主党大統領候補だったイ・ジェミョン（李在明）大統領の発言を歪曲（わいきょく）して流布した容疑で告発された韓国史講師であり、ユーチューバーのチョン・ハンギル氏を取り調べた。

ソウルヨンドゥンポ（永登浦）警察署は7日の午後、公職選挙法違反（虚偽事実の流布）の容疑で告発されたチョン氏を呼んで取り調べた。

チョン氏は5月7日、自身のユーチューブチャンネルに‘李在明、公共機関に性的少数者30％採用差別禁止法制定’というタイトルのショート動画を載せた。

当該映像には李大統領がソンナム（城南）市長として在職した時に‘公共機関や金融機関には性的少数者が必ず30%を超えて勤務できるようにする’と発言した内容が含まれていた。

共に民主党は同月に「当該映像が李大統領の発言を歪曲し、虚偽事実を公表した」として、チョン氏を公職選挙法上の落選目的の虚偽事実公表の容疑でソウル警察庁に告発した。

その後、当該事件は永登浦警察署に割り当てられた。

チョン氏はこの日、告発人取り調べの前に「当該映像は私ではなく職員が載せたもので、当該映像の内容は李大統領が言ったとおりに載せたのだから虚偽事実ではない」という考えを明らかにした。