貨物事業を継続するアシアナ航空、英ECSグループとの提携で=韓国報道
貨物事業を継続するアシアナ航空、英ECSグループとの提携で=韓国報道
アシアナ航空はエア仁川に貨物事業を売却したが、貨物輸送事業を手掛ける英国のECSグループと共に進めるベリーカーゴ(Belly Cargo)事業は継続する。

ECSグループは業界最大規模の航空貨物代理企業で、世界60か国で航空会社約100社と提携している。

ベリーカーゴは、旅客機の下部にある空間を活用した貨物輸送を行う。旅客向け路線を活用することで、定時運航による素早い引き渡しを行うことが可能だ。アシアナ航空は旅客機を活用して、ベリーカーゴの貨物を1年で約15万8000トン分を輸送してきた実績を持つ。

ECSグループは1日から、運用、予約、顧客支援、グランドハンドリング業務との連携まで、貨物運送業務全般に必要なサービスの提供を開始した。

これに先立ち7月11日、アシアナ航空はECSグループと航空貨物の運用と運送サービスの代行契約を締結していた。サービス対象は欧州、米国、中国、日本、東南アジアなど9か国33地域だ。

アシアナ航空の主力機種である「エアバス350-900」は、胴体の下部分に最大約18トンの貨物および受託荷物の搭載が可能だ。ベリーカーゴが運送するのは、半導体部品、生鮮食品、小型の特送貨物など定時輸送が必要とされる貨物で物流需要に積極的に対応する方針だ。
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