特別検察官チームは1日にも尹氏の拘束令状執行を試みたが、尹氏は未決囚用の服を身に着けずに床に横たわるなどかたくなに拒否したため執行を断念した。
裁判所が発付した令状の有効期限は7日までで、特別検察官チームは改めて令状を請求することも検討するとみられる。
拘束令状の執行が物理的に難しいと判断した場合は、取り調べを行わずに起訴する可能性もある。
尹氏は2022年の大統領選で政治ブローカーのミョン・テギュン氏が世論調査を無償で引き受けた見返りとして、同年の国会議員補欠選で当時与党だった「国民の力」の金映宣(キム・ヨンソン)前議員が党公認候補に選ばれるよう影響力を行使した疑いが持たれている。ミョン氏は計81回にわたり、違法な世論調査を実施したとされる。
特別検察官チームは先月29日と30日、拘置所に収監されている尹氏に出頭を求めたが、尹氏側が拒否したため裁判所に拘束令状を請求。同月31日に発付された。
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