中国・サービス貿易、上半期は前年比8.0%増=中国報道
中国・サービス貿易、上半期は前年比8.0%増=中国報道
中国のサービス貿易はことし上半期、着実に成長した。

商務部が公開したデータによると、上半期のサービス貿易総額は前年同期比8.0%増の3兆8872億6000万元(約79兆7000億円)だった。うち、輸出が15.0%増の1兆6883億元(約34兆6000億円)、輸入が3.2%増の2兆1989億6000万元(約45兆1000億円)。

サービス貿易赤字は5106億6000万元(約10兆5000億円)で、前年同期より1522億1000万元(約3兆1000億円)縮小した。

同期間のサービス貿易の特徴は以下のとおり。

知識集約型サービス貿易が着実に成長している。同期間の知識集約型サービスの輸出入額は同6.0%増の1兆5025億4000万元(約30兆8000億円)。うち、輸出額が7.8%増の8650億4000万元(約17兆7000億円)、輸入額が3.6%増の6375億元(約13兆1000億円)だった。黒字は2275億4000万元(約4兆7000億円)で、前年同期より409億2000万元(約8400億円)拡大した。

知識集約型サービス貿易の中で、その他の商業サービス、電子コンピュータ・情報サービスの輸出入規模が比較的大きくなっている。それぞれの輸出入額は、同3.1%増の6391億元(約13兆1000億円)、同12.7%増の5293億8000万元(約10兆9000億円)だった。

旅行サービス貿易は最も高い伸びを示している。同期間、旅行サービスは急成長を続け、輸出入額が同12.3%増の1兆802億9000万元(約22兆2000億円)に達した。うち、輸出が68.7%、輸入が5.5%、それぞれ増加した。サービス貿易全体で旅行サービスが占める割合は最も高くなっている。
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