子どもの体を拭いたら…1泊40万ウォンのホテルのタオルに「雑巾」の文字=韓国
子どもの体を拭いたら…1泊40万ウォンのホテルのタオルに「雑巾」の文字=韓国
「1人ごはん」のユーチューバーに対する食堂の冷遇が物議を醸したチョルラナムド(全羅南道)ヨス(麗水)市が今回は有名ホテルでタオルの代わりに「雑巾」を提供した事実が明らかになり、再び物議を醸している。

6日SNSなどでは最近、麗水のリゾート型ホテルAを訪れたという経験談が共有された。

これによると、Bさんは家族と旅行をするため麗水に向かい、Aホテルに滞在した。しかしホテルのタオルを使った際、目を疑ったという。タオルには「雑巾」という文字が書かれていたからだ。

Bさんは、「子どもの体をタオルで拭き終わった後だった。その瞬間、最悪だった」とし、「理性的にホテルに話をすると、ホテルの回答は『申し訳ない。分けて洗濯しているが、分離中に混ざってしまったようだ』という言葉だけだった。タオルも交換してくれなかった」と怒りを表した。

Bさんは結局、自宅から持って来たタオルを使わなければならなかったという。

Bさんが滞在した客室は1泊40万ウォン(約4万2000円)に達する客室だったため、不十分なサービスに対する非難が集まった。

すると、ホテル側は公式謝罪文を掲載するなど、釈明に乗り出した。Aホテルは、「タオルの要請に対し不適切な対応があったという指摘は、わがホテルが目指すサービスの基準を満たしておらず、深く反省している」とし、「今後、同一の状況が発生した場合は全額返金し、顧客の不便を最小化するため、より徹底した事前点検とサービス運営に努める」と明らかにした。

また、「顧客が提起した客室の状態と対応の問題は決して看過できない事案だ。運営全般を徹底的に改善していく」と謝罪の言葉を伝えた。

麗水市もAホテル側に口頭で衛生指導と再発防止を勧告したという。

これに先立ち、麗水市は人気店として知られる食堂の冷遇で非難を浴びた。先月、ある女性ユーチューバーがこの食堂を訪れ2人前の料理を注文すると、料理が出てから20分後に店主が「早く食べろ」と怒鳴ったという事実が伝えられ、食堂に対する非難が集まった。

物議を醸すと麗水市は謝罪文を発表し、店主に対する親切教育を実施する一方、特別衛生点検を行い、「衛生的取扱基準違反」として過料50万ウォン(約5万3000円)の処分を下した。
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