「反応が見たかった」…新世界百貨店に爆破予告、犯人は「触法少年」=韓国
「反応が見たかった」…新世界百貨店に爆破予告、犯人は「触法少年」=韓国
ソウル市チュン(中)区の新世界百貨店本店を爆破すると脅迫した犯人が触法少年に該当する中学生であることがわかった。

6日警察などによると、済州西部警察署は公衆脅迫の容疑で中学1年生のA君を調査している。警察はIPアドレスを追跡し、5日午後7時ごろチェジュ(済州)市の自宅でA君を検挙した。

A君は刑事処罰の代わりに保護処分を受ける触法少年(満10歳以上、14歳未満)だ。

警察の調査でA君は、「(新世界百貨店)の爆破予告を書き込めば人々がどんな反応をするか見たかった」と陳述した。A君は生まれつき重度の自閉スペクトラム症があるという。

これに先立ち、5日午後0時36分ごろ、オンラインコミュニティー「DCインサイド合成ギャラリー」に、「新世界百貨店爆破案内」というタイトルで爆発物を設置したという主張とテロを暗示する書き込みが掲示された。

書き込んだ人物は、「きょう(ソウルの)新世界百貨店本店に絶対に行ってはいけない」とし、「自分がきのう爆薬を1階に設置した。きょう午後3時に爆破する」と記した。この書き込みは現在、削除された状態だ。

警察は約1時間後の午後1時43分ごろに通報を受け、百貨店の店員と顧客ら約4000人を外に退避させた後、周辺の出入りを規制した。百貨店内部を捜索したものの、爆発物は発見されなかった。
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