「新世界デパートに爆発物」の書き込み…4000人が避難=韓国ソウル市
「新世界デパートに爆発物」の書き込み…4000人が避難=韓国ソウル市
韓国警察は、韓国ソウル市新世界(シンセゲ)デパート本店に爆発物が設置されたというインターネットコミュニティーへの脅迫書き込みに関する通報を受け、特殊部隊を投入して捜索を行ったが、爆発物は発見されなかった。これにより、約4000人の利用客や従業員が緊急避難する騒動が起きた。現在、デバートは営業を再開している。

5日、ソウル警察庁は、同日午後に中区の新世界デパート本店で爆発物の捜索を実施したと明らかにした。

警察は、本館・新館・ヘリテージなど建物全体に警察特殊部隊を含む人員242人を投入し、約1時間30分にわたり捜索を行ったが、爆発物は発見されず、午後3時59分ごろに捜索を終了し、現場の規制を解除した。これにより、デバート利用客約3000人、職員など関係者約1000人、合わせて約4000人が避難する騒ぎとなった。

これに先立ち、同日午後1時43分ごろ「ソウル新世界デパート本店の1階に爆薬を設置した」という通報が警察に寄せられた。それより前の正午12時36分ごろ、インターネットコミュニティー「DCインサイド」には「新世界デパート本店には絶対に行くな。昨日1階に爆薬を設置した」、「今日午後3時に爆発する」という内容の書き込みがあったとされている。

新世界デパート関係者は「全フロアの捜索を終えた後、午後4時20分から営業を再開した」と述べた。

警察は、当該の書き込みを行った人物に対してIPアドレスの追跡など捜査を進めている。
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