自社製品が飽和状態にある「成熟期」は54.5%、また市場が縮小する状態にある「衰退期」とした企業は27.8%に、それぞれ達した。需要が増加する「成長期」にあると答えた企業は16.1%にとどまり、市場が形成されつつある「導入期」との回答は1.6%だった。
成熟期・衰退期と答えた業種は非金属鉱物が最大だった。供給過剰となっている業種は精油、石油化学、鉄鋼が多く、このほかにも機械や食品なども80%超に達している。
主力製品の市場における競争状態を尋ねる質問に対しては「優位を維持している」と答えた企業は16.1%にとどまった。83.9%は競争優位にない、もしくは他社に追いつかれた状態にあるとみられる。
主力製品を代替する新事業に着手、もしくは検討中にあるかを尋ねる質問に対しては「検討中」との回答が42.4%だった。過半数を超える57.6%は「進めている新事業はない」と答えた。新規事業を進められない最も大きな理由としては「資金難など経営状況の悪化」(25.8%)などが挙げられた。
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