祖国革新党の国会議員4人は4日、国会で記者会見を開き「2023年7月15日にユン前大統領がウクライナを訪問したのは、旅券法を違反した入国であった」と主張した。
ユン前大統領は2023年7月10日からNATO(北大西洋条約機構)首脳会議およびポーランド訪問のため海外歴訪を開始したが、事前の予告なしにウクライナを突然訪問し、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領と首脳会談を行なった。
このことについて祖国革新党の国会議員は「ウクライナは2022年の2月から旅行禁止国に指定され、旅行禁止国に行く場合は外相の例外的旅券使用許可の承認を必ず受けなければならない」とし「ユン前大統領夫妻は申請も承認もなしにウクライナに入国したことから、これは明白な旅券法違反だ」と強調した。
また「(大統領室は当時の訪問について)『電撃訪問だ』と大々的に広報し、外交部もこれに同調した」とし「大統領室は不法を知っていても、政治マーケティングによりこれを包み隠した。外交部もまた旅券法に違反しているという事実を知りながらも、ほう助・加担したのだ」と主張した。
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