ウクライナ戦争以降、ロシア軍のHIV感染者が「20倍」の急増
ウクライナ戦争以降、ロシア軍のHIV感染者が「20倍」の急増
「ウクライナ戦争の開始以降、ロシア軍隊内のHIV感染率が急増している」という調査結果が伝えられた。

「野戦病院の非衛生的な処置や感染注射器の使いまわし、性的接触の増加などが複合的に作用したことで、感染件数がわずか2年余りの間に20倍以上急増した」と分析された。

ウクライナの英字紙キーウ・インディペンデントは1日、米シンクタンク“カーネギー財団”傘下のロシア・ユーラシアセンターが発表した “カーネギーポリティカ”報告書を引用し「2022年のウクライナ戦争勃発以降、ロシア軍内部でHIV新規感染事例が爆発的に増加している」と伝えた。

この報告書によると、戦争開戦直後の2022年初めから同年秋までロシア軍内のHIV感染者は戦争前に比べ約5倍増加し、年末には13倍、2024年の初めには20倍まで急増したことがわかったという。

このような急増の原因として「野戦病院内の汚染された注射器の使用」「血液の輸血」「薬物投与時における注射器の使いまわし」「軍内部の性的接触」などがあげられた。

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