今月初旬に交渉がまとまった2回目輸出の契約金額は約65億ドル(約9600億円)で、防衛産業製品の品目別の輸出契約としては過去最大規模となる。
2回目の契約分180台のうち117台は現代ロテムが生産して供給し、63台はポーランド企業が現地で生産する予定だ。
安氏は署名式で、「単純な供給者と需要者の関係を超え、戦略的なパートナーとしての関係を強固にするきっかけとなった」として、「韓国とポーランドが安全保障協力を超えて価値を共有し、両国の協力が一層強化される契機になると思う」と述べた。
安氏は署名式前、コシニャクカミシュ氏と会談し、「ポーランドは韓国の戦略的パートナーであり、両国が防衛産業や原発などさまざまな分野で協力関係を維持していることを高く評価する」と言及。コシニャクカミシュ氏は「両国関係がさらに発展していくことを期待している」と述べた。
安氏は戦車や自走砲、多連装ロケット砲など韓国の兵器をポーランド軍が運用できるよう、教育や訓練プログラムを支援する方針を示した。また、潜水艦事業などポーランドが進めている防衛産業分野で両国が互恵的な協力を拡大していくことを提案した。
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