ハブを運営するソウル大学病院は、これ以上は自主予算でハブを運営するのは困難として、ハブを他の用途に活用することも多角的に考慮しているとしている。
病院関係者は「政府予算が全額削減され、ES細胞研究のために設立されたハブは当初の目的を果たせなくなった」と話す。病院が責任を持って国家的事業を推進しようとしたが、困難になっただけに、施設を他の用途に活用することも検討している。構想として、白血病や小児血液腫瘍(しゅよう)患者らの治療施設として、無菌室を作ることなどが挙げられている。
病院側はこれまでにハブ設立のため65億ウォンの資金を投じているだけに、関係者は「だれがこんな事態を想像できただろうか」とため息交じりだ。
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