尹氏による昨年12月の「非常戒厳」宣言や尹氏の妻の金建希(キム・ゴンヒ)氏を巡る複数の不正疑惑などを捜査する特別検察官を支援するため、与党「共に民主党」が設置した特別委員会の委員との面会で明らかにした。
医療課長は「明確な答弁は難しい」としながらも、「捜査や出廷などに大きな問題はなさそうだ」と述べた。
ソウル拘置所の金鉉祐(キム・ヒョヌ)所長は「前大統領という理由で強制出頭させないわけではない」とし、「手続きに従って本人に通知し、数回にわたって出頭するよう説得し、担当職員に指示して強制出頭させるようにしたが、本人が頑なに拒否した」と明らかにした。
出頭を拒む尹氏に対し、十分な対応を取っていないとの指摘に関しては、「拘置所の安全や秩序維持、収容者の生命保護や自害防止などの事故に対応する場合にのみ強制力を行使できるよう規定されている」と説明した。また、尹氏のように強制出頭を拒否する収容者が多いとして、「私たちにはどうすることもできない」と強調した。
尹氏の食事や運動時間については、「関係規定に基づき、他の収容者とほぼ同じようにしている」と述べた。
尹氏がトイレ付きの約6.7平方メートル(2.3坪)の一般収容棟内にある独房で生活しているとして、「特別待遇をしている」との疑惑が出ていることに関しては、事実ではないと否定した。
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