韓国国防相　米国防長官と初の電話会談＝拡大抑止の強化確認

【ソウル聯合ニュース】韓国の安圭伯（アン・ギュベク）国防部長官は３１日、米国のヘグセス国防長官と初の電話会談を行い、北朝鮮の核脅威に対応するための拡大抑止を強化する一方、造船分野などでの協力を拡大することで一致した。国防部が発表した。

　安氏は２５日に就任した。

　安氏は「韓米同盟は血で結ばれた同盟であり、切っても切れない不可分の関係」として、「緊密な連携を通じ、韓米同盟を『未来型の包括的戦略同盟』としてさらに発展させていきたい」と強調した。

　ヘグセス氏は韓国防衛の公約を再確認した。

　両氏は北朝鮮とロシアの違法な軍事協力を含む北朝鮮の脅威に対応するため緊密な連携を維持し、拡大抑止を強化することで一致。変化する域内の安全保障環境を踏まえ、韓米同盟を互恵的に近代化するための協議を継続し、造船や先端科学技術などさまざまな分野で協力を拡大することを申し合わせた。

　また、早期に対面で会談し、踏み込んだ協議を続けることにした。