同党の党代表選への出馬を視野に入れている張氏は同日午後、自身のフェイスブックで、25%の相互関税の賦課猶予期限が「わずか2日後に迫っている」と現状の切迫感を訴えた。さらに張氏は、「商法改正や黄色い封筒法の強行により企業を半ば瀕死の状態に追い込んだ上で、今度は関税交渉を支援しろと鞭打つばかりだ」と指摘し、肝心な交渉の場で李大統領が見えないことを批判した。
張氏は、「中国と北朝鮮の顔色をうかがっているのか、あるいはすでに米国から不興を買っており、直接乗り出すことがかえって交渉の妨げになると予感しているのか、まったく理解できない」と述べた。
その上で、「李政権の反米・親中・親北外交がもたらす悲惨な代償が現実のものとなりつつある」と強調。さらに、「大統領選挙前、チェ・サンモク(崔相穆)経済副総理を国会に呼びつけ、『関税交渉問題は次期政権に引き継がせろ』と叱責した自信と傲慢さは、一体どこへ消え去ったのか」と強く反問した。
張氏は前日にも、キム・ミンソク(金民錫)首相の実兄であるキム・ミンウン(金民雄)ロウソク行動常任代表の発言を引用し、李政権の外交戦略を批判した。張氏は、「『ヤンキー・ゴーホーム』は自主性を装った反米・親中・親北路線だ」とし、「結局、この路線が李政権だけでなく、韓国全体の最大のリスクとなっている」と警鐘を鳴らした。
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