国情院は同日、国会情報委員会が非公開で開催した懇談会でこうした内容を報告した。同委員会の幹事を務める最大野党「国民の力」の李成権(イ・ソングォン)議員が伝えた。
李氏によると、国情院は「北の核能力が強化された上、ロシアという後ろ盾、ロシア派兵などで、これまでよりはるかに有利な戦略的環境が造成されたという自信を持って談話が発表された」と報告した。また、北朝鮮が自国の核保有が認められる場合のみ対話が可能というこれまでの立場をそのまま維持していると説明した。
金与正氏は28日の談話で、韓国政府の対北朝鮮融和政策に対し否定的立場を表明したのに続き、29日も「米朝首脳の個人的な関係は悪くない」としながらも非核化交渉には応じない考えを示す談話を発表した。
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