金文洙、前雇用労働部長官
金文洙、前雇用労働部長官
国民の力党代表選挙に出馬するキム・ムンス(金文洙)前雇用労働部長官は29日「内部の対立や党内での争いを革新の名目で正当化するべきではない」と主張した。

金前長官はこの日の午後、国会でナ・ギョンウォン(羅卿瑗)国民の力議員と会談した後、記者たちと会い「イ・ジェミョン(李在明)総統の独裁と暴挙を防ぐことが革新であり、その人たちを助けることは革新ではない」とこのように述べた。

金前長官は「国民の力はそれでも107議席という議席を持っており、(李大統領の)長期執権のための改憲が阻止されている。改憲阻止線で総統独裁と(執権)延長を阻んでいる唯一の政党という点について自らの大切さを感じ、自重自愛して国民の意思を歴史に合わせ、民主主義と自由を守っていくことに役割を果たそうという議論をした」と述べた。

金前長官は「(共に民主党が)国民の力に対し解散ができるよう内乱終息特別法に解散条件を入れ、45人の現役議員に対して除名決議案を出すというのは、協調を語るにはあまりにも残忍非道な暴挙ではないか。このようなことをして、どうやって民主主義を語るのか」と強調した。

一方、6月の大統領選党内選挙でハン・ドクス(韓悳洙)前国務総理との候補一本化の考えを覆したという指摘について、金前長官は「韓前国務総理は結局、出馬もせず、(候補)登録もせず、何もしなかったではないか。ところが、それをやたらと一本化の失敗だと言う。票が分かれたと言うのか」と述べた。

続いて「候補を交替しようとした指導部の意思が私のために挫折したのではなく、党員投票で挫折したと表現しなければならない。何の一本化に失敗したというのか」と主張した。

さらに「イ・ジュンソク(李俊錫)改革新党大統領選候補(当時)とは(一本化が)できなかったために票が分かれた。票数を合わせれば李在明共に民主党候補(当時)より多いのだが、李俊錫候補と一本化できなかったのは事実であり、大きな敗因になった」と明らかにした。
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