大統領室の姜由楨(カン・ユジョン)報道官はこの日の記者会見で、金与正氏の談話に対し「金副部長が2日連続で立場を発表したのは非常に異例ではないか」とした上で「長い間、特に前政権で(北朝鮮と)対決的かつ敵対的な関係が形成されていた」とし、「そのため(大統領室内部では)相互信頼の回復が先だという反応が出ている」と伝えた。
その上で、「戦わないことより『戦う必要すらない平和状態』が最も有益」とし、敵対することも戦争もない安全な朝鮮半島をつくることが李在明政権の立場だと強調した。
金与正氏は前日の談話で、韓国政府の対北朝鮮融和政策に対し否定的立場を表明したのに続き、この日も「米朝首脳の個人的な関係は悪くない」としながらも非核化交渉には応じない考えを示す談話を発表した。
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