趙氏は韓国外交部長官が就任後初の訪問先に日本を選んだ例はないとして、「(韓日外相会談で)全体的な国際情勢はもちろん、両国関係や北東アジア情勢などを幅広く議論し、韓日関係を未来志向に発展させるための協力策も議論する」と明らかにした。
また、「韓日の主な課題である歴史問題を含めて話すことができると思う」としながらも、「未来志向の韓日関係のため、長期的な視野で相互に有益な課題を見つけて議論することが非常に重要だと思う」との認識を示した。
趙氏は李大統領が強い意志を持っている首脳同士が相互往来する「シャトル外交」などに関するメッセージを日本側に伝えると説明した。
米国が表明した関税交渉の期限である8月1日の前日にワシントンで韓米外相会談が開かれることに関しては、「(交渉を)最大限支援する予定」と言及。関税交渉に合わせ、韓米外交当局の主な議題となっている「同盟の近代化」などを米側と協議すると説明した。
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)の妹、金与正(キム・ヨジョン)党副部長が29日、米朝首脳の個人的な関係は「悪くない」としながらも非核化交渉には応じない考えを示す談話を発表したことについては、「もっと分析し、対応策を講じる必要がある」と慎重な姿勢を示した。
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