モスクワと北朝鮮の平壌を結ぶ直行便で平壌に到着したロシアのコズロフ天然資源環境相=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
モスクワと北朝鮮の平壌を結ぶ直行便で平壌に到着したロシアのコズロフ天然資源環境相=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【モスクワ、ソウル聯合ニュース】ロシアの首都モスクワと北朝鮮の首都・平壌を結ぶ初の直行便が28日午前、平壌に到着した。ロシアのタス通信が報じた。

 ロシアの航空会社、ノードウィンド航空が運航する同便は、コズロフ天然資源環境相率いるロシア代表団を含む440人を乗せて前日の夜にモスクワのシェレメチェボ空港を出発し、約8時間の飛行を経て平壌に到着した。

 ノードウィンド航空の関係者はAFP通信に対し「両国間の連帯関係を強化する歴史的な事件」と述べた。航空券の価格は4万5000ルーブル(約8万3000円)。

 タス通信は、平壌発モスクワ行きの折り返し便が29日に運航される予定だと報じた。

 ノードウィンド航空は先月、ロシア航空当局に同路線の運航許可を申請し、今月9日に承認を受けた。当局はモスクワ―平壌線を月1回運航するとし、「安定的需要を創出するため」と説明した。

 ロシアと北朝鮮の首都を結ぶ直行便の運航は、両国の関係強化を示すものと分析される。

 これまで両国間では、極東ウラジオストクと平壌を結ぶ便のみが運航されていた。同便は北朝鮮の高麗航空が週3往復運航している。


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