ロシアの航空会社、ノードウィンド航空が運航する同便は、コズロフ天然資源環境相率いるロシア代表団を含む440人を乗せて前日の夜にモスクワのシェレメチェボ空港を出発し、約8時間の飛行を経て平壌に到着した。
ノードウィンド航空の関係者はAFP通信に対し「両国間の連帯関係を強化する歴史的な事件」と述べた。航空券の価格は4万5000ルーブル(約8万3000円)。
タス通信は、平壌発モスクワ行きの折り返し便が29日に運航される予定だと報じた。
ノードウィンド航空は先月、ロシア航空当局に同路線の運航許可を申請し、今月9日に承認を受けた。当局はモスクワ―平壌線を月1回運航するとし、「安定的需要を創出するため」と説明した。
ロシアと北朝鮮の首都を結ぶ直行便の運航は、両国の関係強化を示すものと分析される。
これまで両国間では、極東ウラジオストクと平壌を結ぶ便のみが運航されていた。同便は北朝鮮の高麗航空が週3往復運航している。
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